この時期、朝起きられなくてつらいですよね。
朝、起きられない人というのは、自律神経の切り替えが上手くいっていない人が多いのです。
通常、睡眠時は副交感神経が優位にありまして、それが朝になると交感神経に切り替わって目が覚めるのです。
副交感神経が優位なときというのは、体が回復モードに入っておりまして、だるい、とか、ねむいといった感覚が現れやすくなります。
また、今の時期は気圧が低めというのも影響しております。この自律神経というのは気圧の変化にも反応してしまうのです。気圧の低い時には副交感神経が働きやすく、天気の悪い時、なんだかだるいなーと思うのも気のせいだけではないのです。
ですから、ただでさえ朝が弱いという人には、この時期は地獄と言えましょう。基本早起きの私でもつらいです。
さて、ミュラー筋という筋肉をご存知でしょうか?
じつはこれまぶたの裏側にあります。簡単に言ってしまえばまぶたを開ける筋肉です。
筋肉というのはちぢむ事しかできないので、まぶたを閉じる筋肉はまた別にあるのですが今回はそれはおいといて。
このミュラー筋ですが、自律神経に強い影響力を持ちます。
ものすごく単純なのですが、目をつぶれば副交感神経、目を開ければ交感神経という具合に自律神経のスイッチの役割をしてくれるのです。
交感神経のスイッチさえうまいこと入れば、体は自然と活動モードになりますので、目も覚めてきます。
さあ、ここで思い出してください。布団の中で起きられない〜ともがいているあなたの朝の様子を。まぶた開いてましたか?
もうお分かりですね、朝起きる方法。
そうです、まぶたを開いてミュラー筋を動かし、交感神経のスイッチを入れるのです!!
体はだるくて動けなくても、まぶたぐらいは動くでしょ?
さあ勇気を持ってまぶたを開けましょう。
まずは目を開ける。そこから今日が始まるのです〜〜〜。
最近、この関係についていろいろ試しているのですが、大分面白い事がわかってきました。
腰痛がなかなか治りきらない人には、この腕の回旋の問題が大きいようなのです。
回旋というのは簡単に言ってしまえば『ねじり』とか『ひねり』のことなのですが、
腰の痛い人ほど「よっこらしょ」と立ち上がる時に、ついた手を内がわにひねるくせがあるのです。
なかなか施術の効果が現れない方や、何度施術をしても腰の痛みが戻ってきてしまうという方は
もう一度ご自分の動作を確認してみてください。
疑問点などあればお気軽にご相談ください。