オスグッドのセルフケア その1

オスグッドと診断されたバスケ部の中学生が最近治療に見えてるのですが

部活でエネルギー使い果たしてしまうらしく
施術中に爆睡してしまうので
気持ちよく寝ているところを叩き起こして説明するのも忍びないので
ここにまとめておきますね。

オスグッド・シュラッター病は成長痛などともいわれますが、
バレーボールとかバスケとか飛んだり跳ねたりする運動をしている中高生に多く見られます。
成長期と膝への過負荷が重なった時に起きやすいということですね。
 
運動をしていなくても常に膝を伸ばして立ったり歩いたりするクセがある、なんていうのも原因になりかねないです。
あと、仰向けで寝ている時につま先がピンと伸びてるヒトも要注意ですね。

症状としては膝のお皿の下あたりの痛みなのですが、
どうしてそこに痛みが出るかというと、
膝のお皿と膝下の骨を腱や靭帯で繋いでいる部分が過度に引っぱられることによって、
はがれそうになっちゃうのです。
その時に炎症が起きて痛みが出ます。

体はそれに対応すべく補強のため骨を作って盛ってきます。
そうするとそこが出っ張ってとんがってきますので
ぶつかった時にまた痛かったりします。

一番の正解は部活を休むことなのですが、
同年代の娘を持っている私としてはそんな青春を否定するようなことはいえません。


じゃあどうしましょうかというと

1.部活をしていない時に全力で休ませる。
2.膝に負担をかけない動き方を覚える。

ですね。
いたって普通。
もちろん栄養と睡眠をしっかり取るのが前提ですからね。

一旦ここまでで、まだまだ続きます。