なぜ筋肉痛だけは特別扱いなのか。

皆さん不思議に思いませんか?

他の痛みには否定的なのに、筋肉痛にだけは優しいんですよ巷は。

 

そもそも『痛み』ってなんだろうと。

 

痛覚というくらいだから感覚の一種ですね。

感覚とか感情というのも大きく分けるとポジティブなものとネガティブなものに分かれます。

ポジティブな感覚というのは「喜び」「安心」「心地よい」「希望」「満足」みたいなもの。

逆にネガティブな感覚というのは「悲しみ」「不安」「恐怖」「痛み」など。

ちょっと質が違いますが「怒り」もザックリまとめるとネガティブに含まれるのでしょうか。

 

痛みだけは物理的現象が伴うので別物みたいですけど、実体はないんですよね。

そう感じてるだけという。

だから他の感情とかとあまり変わりません。

 

それぞれのグループ内の感覚はお互いにリンクしあってて、一つ発生すると他の感覚も芋づる式に浮き上がってきます。

痛い→不安→恐怖みたいな感じですね。

 

話を戻しまして『筋肉痛』。

筋肉痛だって痛いんだからネガティブなグループじゃないですか。

なのに筋肉痛だけは「まあしょうがねーな〜」くらいなもんで受け入れられてしまう。

人によっては「喜び」を感じてしまったりもします。

かくいう私も若い頃は筋トレした次の日の筋肉痛はちょっと嬉しかったりしました。

軽い『M』ですね、冷静に考えると。

 

そこでこれはなんでだろうと改めて考えてみました。

なんかずるいぞと。

不公平は是正しなければいけない。

 

 

おそらく筋肉痛の知識がない人にはこの痛みは他の痛みと同じで「苦痛」や「恐怖」なんですよね。

しかし、知識のある人、または体験のある人にはそうでもないのです。

 

まず考えられるのは、この痛みは一過性のものであるという認識。

筋肉痛は普通は2〜3日で治ります。

これを知っていればさほど恐怖は感じません。

ちょっと我慢していれば治るという安心感もあります。

 

もう一つは、運動や肉体労働による筋組織の酷使による結果であるという認識。

原因がわかっているので闇雲な不安からは解放されます。

また、努力の結果でもあるので誇らしくもあります。満足感ですね。

 

そして、この痛みが治まった頃には筋肉が超回復して、よりたくましいマッチョなボディが得られるという『期待感』。

これがとっても大きいのではと私は思いました。

 

同じ「痛み」であっても捉え方によってはポジティブな感覚になってしまうという、

人間はなんて都合のいい動物なんでしょう。

結局は本人の捉え方次第ってことですね。

 

ネガティブをポジティブに切り替える。

 

これ大事ですよね。

来年はこれでいきましょう。

 

本年もこのゆるいブログを読んでいただきましてありがとうございました。

たまに『読んでますよ〜』なんて声を聞くととても嬉しいです。

来年も一部のマニアに向けて発信していきたいと思っています。

よろしかったら生暖かいコメントなどもお待ちしております。

 

では皆様良いお年をお迎えください。