ため息を『は〜〜〜〜〜〜』から『ふぅ〜〜〜〜〜』にしてみようぜ

 「ため息の数だけ幸せが逃げていく」などと巷では申しております。しかし、そんなため息の多い貴方に朗報が!


 いつもついてしまうため息を『は〜〜〜〜』から『ふぅ〜〜〜〜〜』にしてみましょう。やることはいたってシンプル、口角をだらんと下げて開いたくちびるをきゅっととじてタコのようにしてください。


 はい、ここで一発ため息をしてみましょう。『ふぅ〜〜〜〜〜』っとゆっくり息を吐きます。すると、いかがでしょう?おなかに力がはいって腹筋が固くなってるのわかりますか?


 くちびるを閉じることによって出口が狭くなり、息を吐くのに今までより腹筋を使わなければいけないのです。特に使われるのが腹横筋といって横方向に伸びる腹筋です。


 この腹横筋は腹圧を高めるために使われるのですが、いわゆる腹式呼吸をおこなう時に使われる筋肉です。さらにはコルセットの代わりをしてくれて腰の保護にも役立ってくれる重要な筋肉です。この腹横筋が弱いと腰痛を起こしやすいということですね。

 

 もう勘のいい方ならピンときているはず。数年前に流行っていたロングブレスダイエット、まさにこれですね。息を長く吐くだけで痩せちゃいますよとブームになったあれです。


 そうですみなさん、ため息を吐く時に、くちびるをきゅっとつぼめるだけで、なんとウエストもきゅっと引き締まったナイスバディになってしまうのです。その結果、体幹が鍛えられ腰痛にもなりにくくなるという素晴らしさ!


 そもそもため息とは、息を吐くことにより副交感神経の働きを活発にし、緊張した心身をリラックス状態にするために、脳みそが行わせているのです。ですから、無理にやめる必要などないのですよ。


 さあ皆さん、災い転じて福となす。どんどんため息を『ふぅ〜〜〜〜』っと吹いて。健康でナイスバディになっちゃいましょう。