オスグッド・シュラッター病(成長痛)


ブログでセルフケア方法を書きましたので、ご自宅で寝る前に行ってください。

下から読んでくださいね。


オスグッドのセルフケア その4

台風行ってしまったら
すごい蒸し暑くなりました。

季節の変わり目に気圧の変化がかさなって
調子の悪い方多いのではないでしょうか?


さてさてオスグッドのセルフケアも
今回で一応おしまいになります。


前回は膝を屈曲する方向への操体法でしたね。
今回は逆方向で、膝を伸ばす方の操体法です。
これはももの裏側の筋肉をゆるめる操作になります。

引き続き、仰向けの状態です。
全身脱力状態で、ゆるめたい方の膝を90度くらいに曲げます。
ここまで同じです。

で、今度は前回とは逆に伸ばす方向に足の力を入れてみます。
大事だから何度も言います「ごく軽い力でゆっくりと」です。
痛みや違和感が出るようでしたらやめましょう。
ひたすら気持ちよくです。

これも数秒感気持ちよさを味わったらすとんと力を抜きます。
もう一回やってみたいなと思ったらもう一回。
もういいやと思ったらおしまいです。

今度は力を入れながら内側と外側に小さく倒してみます。
これも気持ちよい方にいきますよ。


これでとりあえず最低限の膝のケアになりますが
もういっこやっていただきたいのがあります。

それは「足の指をゆるめる」。
足の指先を一本づつもってぐるぐると回してください。
足の指緊張しているヒトはけっこう痛いと思いますが
これは地味に効きますので
お風呂に入った時にでもやってみてくださいね。
これに限ってはちょっと痛いぐらいでもいいかな。


以上が膝に爆弾かかえてる方にやっていただきたい日常のセルフケアです。
院名に「メンテナンス」を銘打っているからには
院内での施術のみでなく、ご自宅でのセルフケア方法まできちんと
お伝えせねばと思っております。
遠慮なく質問してくださいね。


そして力の加減が一番のポイントであり難しいところでもありますので

是非一度ご来院ください。

と宣伝も忘れずに。




『膝に負担をかけない動き方を覚える。』
はまた機会を改めましてお伝えしたいと思います。

なんつったって文章書くのが泣けるほど苦手なので
今回はこれでごかんべんを

 

 

0 コメント

オスグッドのセルフケア その3

おはようございます。

今朝うちのチョキしか出せないスタッフの一名が
脱皮しててちょっと驚きました。


オスグッドのセルフケアまだまだ続きますよ。
 
今更ですが、これオスグッドだけじゃなく
膝痛一般に効果ありますので、お悩みの方はやってみてくださいね。
 

膝下の筋肉をゆるめましたら
次は膝上の筋肉です。

前回も言いましたが、膝を曲げる方の操体法から始めます。

体勢は前回のまま仰向けです。
膝は90度くらいに軽く曲げておきます。
膝下の空間に大きめのクッションなんかを挟むのもいいですね。

動作はいたって小さく単純なのですが
力を入れる感覚が微妙なので
もしわからなければ是非操体法教室へいらしてください。
と、軽く宣伝を挟みつつ


全身脱力した状態ですが、
さらに足裏の脱力を意識します。
足の裏が床にべったりとくっつくように力を抜いてください。

できましたでしょうか?

その力の状態をキープしたまま
足が滑らない程度のごく軽い力でおしりの方に引き寄せます。
大事だから二回言います。ごく軽い力です。


足を引き寄せると言うより
足の方に体が引き寄せられるような感覚がわかるといっそう効果がありますよ。


この状態で膝を軽く内側と外側に倒してみます。
気持ちのよい方向があったでしょうか?
足を引いた状態でさらにその方向に軽く力を加えます。

内側外側両方気持ちよければ両方やって構いません。
ただし痛みを感じる動作はやらないでくださいね。

 
そしてまだ続きます。


0 コメント

オスグッドのセルフケア その2

前回のオスグッドのセルフケアのつづきです。


1.部活をしていない時に全力で休ませる。
2.膝に負担をかけない動き方を覚える。

でしたね。
普通過ぎてすみません。
当院の施術にひねりはありません。


1.部活をしていない時に全力で休ませる。

からいってみましょう。

まず練習直後は膝関節は熱を持ってると思います。
『冷やす』です。
できれば氷嚢などでがっつりとアイシングが好ましいです。

逆に膝のお皿を引っぱっている太股の筋肉は
熱を持っていなければほどよく温めてください。
お風呂にゆっくりつかってもらうのも善しです。


あとは実際に筋肉を緩める操作に移りましょう。

一般的にストレッチが良いと言われていますが
やり方によっては痛みを悪化させてしまうこともありますので
ご注意ください。

当院では操体法を用いて筋肉を弛緩させていきます。

ジャンプ動作で痛めるということは
太股の裏と表の両方の筋肉が緊張しているので
両方ゆるめてあげなければいけないのですが
この時の順番が大事です。

膝を曲げる方向と伸ばす方向どちらから始めましょう?

正解は膝を曲げる方向ですね。
この時、ももの表側(正面側)の筋肉が解放されます。
ただしはじめっから思い切りやっちゃダメですよ。
あくまでも痛くない程度の力です。

膝曲げは直角くらいで十分です。
実際に筋肉を引っぱって伸ばすと言うよりは
反対の動きをする筋肉に力を入れることにより
体の反射を利用して緊張した筋肉をゆるめるということをやってあげます。




では実際の動作やってみましょう〜〜。

まず第1の操法
タイトルクリックするとイラストも出てきます。

仰向けに寝てリラックスします。
そのまま御就寝の場合もありますがそれはそれでゆっくり眠ってください。
つづきは次の朝起きたらやってくださいね。

ゆるめたい方の膝を直角くらいに曲げます。
できれば裸足が好ましいです、足裏が滑らない方がやりやすいので。

まずふくらはぎと足裏の筋肉をゆるめておきましょう。

つま先を軽くあげます。
かかとをゆっくりと床に沈め込むように力を入れていきます。
くれぐれもゆっくりとやってください。

この時、すねがつりそうな気がしたらつま先あげ過ぎなのでちょっと戻しましょう。
徐々に踵に力を入れていって自分が「きもちいいな〜〜〜」と思ったところでストップして
その気持ちよさをしばらく味わってください。
時間はお好みですが長過ぎても疲れますので数秒と言ったところで。
これを数回繰り返します。

ふくらはぎの筋肉も一部は膝関節をまたいで膝上の骨についていますので
膝の曲げ伸ばしに影響します。
足裏の筋肉もふくらはぎの筋肉に連動して動きますので
もちろん関係するのです。

まあ関係しない筋肉と言うのは無いのですが、
使える筋肉を全部使えてないので
一部の筋肉に負担が集中するといったことが起こるのですね。


これだけです。いたって簡単です。
ポイントはあくまでも力は弱くゆっくりと。
その気持ちよさを腰、背中、肩となるべく遠くまで伝えられるように感じ取ってください。


さらに続きますよー。


0 コメント

オスグッドのセルフケア その1

オスグッドと診断されたバスケ部の中学生が最近治療に見えてるのですが

部活でエネルギー使い果たしてしまうらしく
施術中に爆睡してしまうので
気持ちよく寝ているところを叩き起こして説明するのも忍びないので
ここにまとめておきますね。

オスグッド・シュラッター病は成長痛などともいわれますが、
バレーボールとかバスケとか飛んだり跳ねたりする運動をしている中高生に多く見られます。
成長期と膝への過負荷が重なった時に起きやすいということですね。
 
運動をしていなくても常に膝を伸ばして立ったり歩いたりするクセがある、なんていうのも原因になりかねないです。
あと、仰向けで寝ている時につま先がピンと伸びてるヒトも要注意ですね。

症状としては膝のお皿の下あたりの痛みなのですが、
どうしてそこに痛みが出るかというと、
膝のお皿と膝下の骨を腱や靭帯で繋いでいる部分が過度に引っぱられることによって、
はがれそうになっちゃうのです。
その時に炎症が起きて痛みが出ます。

体はそれに対応すべく補強のため骨を作って盛ってきます。
そうするとそこが出っ張ってとんがってきますので
ぶつかった時にまた痛かったりします。

一番の正解は部活を休むことなのですが、
同年代の娘を持っている私としてはそんな青春を否定するようなことはいえません。


じゃあどうしましょうかというと

1.部活をしていない時に全力で休ませる。
2.膝に負担をかけない動き方を覚える。

ですね。
いたって普通。
もちろん栄養と睡眠をしっかり取るのが前提ですからね。

一旦ここまでで、まだまだ続きます。


0 コメント